【プロが警告】待って!その中古複合機、契約したら失敗します。購入前に読むべき全知識
更新日:2025.06.09

「会社のコストを少しでも抑えたい…」そう考えて、中古複合機の導入を検討している方は多いのではないでしょうか。
確かに、中古複合機は新品に比べて導入コストを劇的に下げられる大きな魅力があります。
しかし、その安さだけに飛びついてしまうと、「買ったばかりなのにすぐ壊れた」「修理代が新品を買うより高くなった」「必要な機能がなくて仕事にならない」といった「思わぬ失敗」に見舞われ、結果的に余計な出費や業務の停滞を招くケースが後を絶ちません。
この記事では、中古複合機選びで失敗したくないあなたのために、多くの人が陥りがちな落とし穴と、それを未然に防ぐための具体的なチェックポイントを、専門家の視点から徹底的に解説します。
読み終える頃には、失敗のリスクを限りなくゼロに近づけ、あなたの会社にぴったりの一台を、自信を持って選べるようになっているはずです。記事の最後には、当社オフィスエコがご提供する「失敗させない」ための特別な保証もご案内しますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
なぜ?中古複合機で失敗する人が後を絶たない4つの理由

なぜ、これほどまでに中古複合機選びで失敗する人が多いのでしょうか。
その原因は、価格の安さに目がくらみ、確認すべき重要なポイントを見落としてしまうことにあります。
ここでは、代表的な4つの失敗パターンを見ていきましょう。
失敗①:「保守契約なし」で突然の高額修理に泣く

中古複合機で最も多い失敗が、この「保守契約に入らない」という選択です。
「本体を安く買ったんだから、メンテナンスも安く済ませたい」と思う気持ちは分かります。
しかし、複合機は精密機械。トナーの補充だけでなく、定期的な部品交換や万が一の故障は必ず発生します。
保守契約を結んでいれば、毎月の一定料金でトナー代や部品代、技術者の出張費までカバーされるため安心です。しかし、契約なしで故障のたびに修理を依頼する「スポット対応」を選ぶと、一回の修理で10万円、20万円といった高額な請求が突然やってくることも。
結局、数年間のトータルコストで考えると、保守契約を結んでいた方がはるかに安く済んだ、というケースがほとんどなのです。
「本体価格の安さ」だけで判断し、未来のメンテナンス費用を軽視すると、「安く買ったはずなのに、結局高くついた…」という最悪の事態を招きます。
失敗②:「部品の供給期間」を知らず、すぐに修理不能に

「安くて良い掘り出し物を見つけた!」と思っても、その機種がいつ発売されたものか必ず確認してください。
実は、複合機メーカーは、機種の発売からおよそ8~9年で修理部品の製造・供給を終了するのが一般的です。供給が終了すると、修理はメーカーや販売店が抱える在庫部品に頼るしかありません。
もし在庫がなければ、たとえ簡単な故障であっても「部品がないので修理できません」ということになってしまいます。
中古市場には、発売から10年以上経過した激安品も出回っていますが、これらは「いつ壊れてもおかしくない、修理もできない」という大きなリスクを抱えています。
短期間で巨大な文鎮(ぶんちん)と化してしまう、「安物買いの銭失い」の典型的なパターンとなってしまいます。
失敗③:「年式の新しさ」だけで選び、仕事で使えずガッカリ

「新しいモデルなら安心だろう」と、年式だけで選ぶのも危険な落とし穴です。
なぜなら、あなたの会社で「本当に必要な機能」が備わっていない可能性があるからです。
例えば、
- クラウドストレージとの連携
- スマホやタブレットからの直接印刷(Wi-Fi Direct, AirPrintなど)
- 紙の書類をテキストデータ化するOCR機能
といった、近年のビジネスシーンで当たり前になった機能は、5年以上前のモデルだと対応していないことが少なくありません。
導入してから「この機能がないと業務効率が上がらない…」と気づいても後の祭り。
結局、別の機器を追加購入する羽目になり、余計なコストがかかってしまいます。
失敗④:「本体の激安価格」に安心して、隠れたコストに驚く

Webサイトに表示されている「本体価格10万円!」といった激安価格。これには注意が必要です。
この価格には、以下のような費用が含まれていないことがほとんどです。
- 搬入・設置費用(特に2階以上への階段上げは高額に)
- パソコンとの接続・ネットワーク設定費用
- 古い複合機の引き取り・処分費用
- 最初のトナー代
「本体は10万円だったのに、最終的な請求書を見たら30万円になっていた」ということも珍しくありません。「本体価格の安さ」が「支払総額の安さ」とイコールではないことを、くれぐれも忘れないでください。
プロが実践!失敗しない中古複合機選び7つのチェックリスト

では、どうすれば失敗を避けられるのでしょうか。ここでは、導入前に必ず確認すべき7つのチェック項目を、具体的なアクションと共に解説します。
1.【印刷枚数】現在と未来の「月間印刷枚数」を把握する
印刷枚数が多いのに低速機を選ぶと、印刷待ちの行列ができて業務が滞ります。
逆に、月に数百枚しか印刷しないのにオーバースペックな高速機を導入すれば、本体も保守料金も無駄に高くなります。
まずは「自社が毎月どれくらい印刷しているか」を正確に把握し、数年後の事業成長も見越して、最適な印刷速度の機種を選びましょう。
2.【PC環境】会社のPCやネットワークに対応しているか確認する
「いざ設置したら、自社のPCに対応していなかった…」という悲劇を避けるため、使用しているPCのOS(特にMacや最新のWindows)にドライバーが対応しているか、事前に必ず確認しましょう。
また、スマホから直接印刷したい場合は、Wi-Fi機能が標準搭載されているか、オプションで追加可能かも重要なチェックポイントです。
3.【保守・保証】保守契約の内容と月額料金を複数社で比較する
保守契約には、トナーや部品代が全て込みの「カウンター保守」と、基本料金+修理の都度費用が発生する「キット保守」など、いくつかの種類があります。
どちらがお得かは、会社の印刷枚数によって変わります。必ず複数社から見積もりを取り、「1枚あたりの実質的な印刷単価」で比較検討するのが鉄則です。保証期間や、故障時の対応スピードも合わせて確認しましょう。
4.【耐久性】カウンター数(総印刷枚数)と設計耐久枚数を確認する
車の総走行距離を確認するように、複合機の「カウンター(これまでの総印刷枚数)」も必ずチェックしましょう。
そして、その機種が本来持つ「設計耐久枚数(何枚の印刷に耐えられるか)」と比較します。
良い例: 設計耐久300万枚に対し、カウンター50万枚 → まだまだ長く使える可能性が高い
悪い例: 設計耐久150万枚に対し、カウンター100万枚 → 寿命が近く、故障リスクが高い
この「残りの寿命」を意識するだけで、大きな失敗を避けられます。
5.【消耗品】トナーなどの消耗品は、どこでいくらで手に入るか確認する
ランニングコストに直結するのがトナーやドラムといった消耗品です。
純正品は高品質ですが高価。安価な互換品を使うと、保守契約の対象外になることもあります。
純正品の価格はいくらか、互換品を使っても保証されるのか、販売店にしっかり確認したうえで、トータルコストを計算しましょう。
6.【素性】「リース落ち」か「レンタル品」か、素性を理解する
中古複合機の多くは、企業がリース契約を終えた「リース落ち品」です。
これらは定期的にメンテナンスされていたものが多く、品質が安定している傾向にあります。
一方、短期間のイベントなどで不特定多数に使われた「レンタル品」は、状態の見極めがより重要になります。どちらが良い悪いではなく、その機械がこれまでどのように使われてきたかを理解することが大切です。
7.【サポート体制】トラブル時に本当に頼れる販売店か見極める
万が一のトラブル発生時、「すぐに駆けつけてくれるか」「電話はすぐにつながるか」「遠隔でのサポートは可能か」といったサポート体制は、業務を止めないために最も重要です。
販売店のWebサイトでサポート体制を明記しているか、地方の拠点にも対応可能かなどを確認し、安心して任せられるパートナーを選びましょう。
後悔しないための中古複合機選び「5つのステップ」

チェックリストと合わせて、以下の5つのステップで選定を進めれば、失敗のリスクはさらに低減できます。
- Step1:販売店の実績・口コミをチェックする
信頼できる販売店は、豊富な導入事例やお客様の声をWebサイトで公開しています。どのような業種の企業に、どれくらいの台数を納品してきたかを確認しましょう。「安さ」だけを強調するのではなく、中古品のリスクや選び方を誠実に解説している販売店は、信頼度が高いと言えます。
↓ - Step2:カウンター料金を含めた「総コスト」で比較する
本体価格だけで比較してはいけません。「本体価格+5年分の保守料金+設置設定費など諸経費」を合計した「5年間の総支払額」で比較検討しましょう。これを行うことで、「A社は本体が安いけど、総額ではB社の方がお得」といった”本当のコスト”が見えてきます。
↓ - Step3:自社の業務を洗い出し、「必要な機能」を絞り込む
「A3サイズの図面をよく印刷する」「処方箋の印刷がメイン」「契約書をスキャンしてデータ化したい」など、自社の業務フローを具体的に書き出してみましょう。その上で、各機能が「絶対に必要」「あると便利」「不要」のどれに当てはまるか整理すれば、オーバースペックでも機能不足でもない、最適な一台に絞り込めます。
↓ - Step4:可能であれば「デモ機」で操作性を試す
スペック表だけでは、タッチパネルの反応速度やメニュー画面の分かりやすさは判断できません。もし可能であれば、ショールームなどでデモ機を実際に操作させてもらいましょう。特に、トナー交換や紙詰まりの除去といった、いざという時の作業を自分で試してみることで、導入後のギャップをなくせます。
↓ - Step5:契約前に「テスト印刷」で品質を確かめる
画質や色合いは、最終的に実物で確認するのが一番です。多くの優良販売店では、契約前にテスト印刷したサンプルを無料で提供してくれます。自社でよく使う資料などを印刷してもらい、その品質に納得がいくまで比較検討しましょう。
【実録】3つの失敗事例から学ぶ教訓

ここでは、実際に中古複合機選びで失敗してしまった3社の事例をご紹介します。
これらの経験から、具体的な教訓を学びましょう。
- 事例① スタートアップA社:激安品に飛びつき、修理代が購入額を上回る
都内のITスタートアップA社は、ネット通販で最安値だった10年前の機種を保守契約なしで購入。しかし、わずか半年で重要部品が故障。修理の見積もりを取ると、なんと本体の購入価格を上回る金額に。結局、別の複合機を買い直すことになり、導入コストが倍以上に膨れ上がりました。 - 事例② 製造業B社:部品供給切れで、業務が2週間ストップ
製造業B社は、カウンター数が設計耐久枚数に近い、古い中古複合機を導入。1年後の点検で、その機種の部品供給が既に終了していることが判明。直後に故障が発生しましたが、部品の調達ができず、修理完了まで2週間も業務が停止。その間の外部への印刷委託費もかさみ、甚大な損失を被りました。 - 事例③ クリニックC社:保守未加入で、たった1回の修理に30万円
「印刷は少ないから」と保守契約を見送ったクリニックC社。ある日、処方箋の連続印刷中に給紙装置(ADF)が故障。緊急でスポット修理を依頼したところ、出張費と技術料、部品代で合計30万円を請求されました。これは、月額の保守契約を結んでいた場合の、実に5年分に相当する金額でした。
オフィスエコが約束する「保証・保守契約」付き中古複合機

ここまで読んで、「中古はやっぱりリスクが高いのか…」と不安になった方もいるかもしれません。ご安心ください。私たちオフィスエコは、お客様が中古複合機選びで失敗することがないよう、独自の「保証・保守契約」をご提供しています。
特徴①:中古とは思えない品質。100項目の徹底整備

オフィスエコでは、入荷した全ての複合機を専門技術者が分解し、100項目以上のチェックリストに基づいて徹底的に点検・整備します。
消耗した部品は交換し、内部のホコリやトナー汚れも専用のクリーンルームで除去。中古でありながら、新品同様の美しさと安定した動作をお約束します。
特徴②:突然の出費はゼロ。業界最長のカウンター保守

中古市場では1年保証が一般的ですが、当社は無償訪問カウンター保守をご提供。カウンター保守契約を結んでいただければ、期間中のトナー代、部品代、技術料、出張費がすべて月額料金に含まれます。これにより、失敗事例で見たような「突然の高額請求」のリスクを完全にゼロにします。
特徴③:「売って終わり」にしない。専門家が導入後も徹底サポート

当社の強みは、複合機を知り尽くした専門スタッフが、お客様のヒアリングから導入後の運用まで一貫してサポートすることです。「どの機種がいいか分からない」という段階から、ネットワーク設定、業務に合わせた便利な使い方まで、あなたの会社のIT担当者のように寄り添い、伴走します。「中古でも新品以上の安心感を」。それが私たちのモットーです。
まとめ:中古複合機で失敗しないための最終チェックリスト

最後に、中古複合機選びで後悔しないための最終チェックリストをおさらいしましょう。
- □ 保守契約の有無と内容を必ず確認したか?
- □ メーカーの部品供給期間が十分に残っている機種か?
- □ 本体価格だけでなく、5年間の「総コスト」で比較したか?
- □ 自社の業務に必要な機能を洗い出し、年式だけで判断していないか?
- □ 販売店の実績とサポート体制を確認し、できれば実機もチェックしたか?
この記事でご紹介したポイントを押さえれば、中古複合機選びの失敗リスクを限りなくゼロに近づけることができます。
もし、「何から手をつければいいか分からない」「自社に合う機種を提案してほしい」という場合は、ぜひオフィスエコの無料お問合せをご利用ください。
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