【中古複合機 短期利用】レンタルよりお得!費用比較と失敗しない選び方
更新日:2025.05.30

「短い期間だけ複合機を使いたいけど、費用は抑えたい…」そんなお悩みはありませんか?
数週間から数ヶ月といった短期のプロジェクトやイベント、オフィスの移転準備などで複合機が必要になった際、多くの方がまずレンタルを検討されるかもしれません。
しかし、実は「中古複合機を購入して、利用後に売却する」という方法が、トータルコストを大幅に抑えられるケースがあるのです。
この記事では、なぜ短期利用に中古複合機がおすすめなのか、レンタルとの具体的な費用の違い、そして失敗しない選び方のポイントまで、分かりやすく解説します。
目次
中古複合機を短期利用するメリットとは?

短期間だけ複合機が必要な場合、多くの方は「レンタル」を思い浮かべるかもしれません。確かに手軽なイメージがありますが、レンタルの月額料金は一般的に8,000円から20,000円前後が相場。利用期間が長くなるほど、総支払額は意外と高額になりがちです。
そこで注目したいのが、整備済みの中古複合機を購入し、利用期間が終わったら再販または下取りに出すという選択肢です。この方法なら、実質的な負担を大きく減らせる可能性があります。
購入時には初期費用がかかりますが、たとえ短期利用であっても保守契約を結べば、トナー代の補充や万が一の故障対応もリースやレンタルと同じようにカバーされるため、安心してご利用いただけます。使い勝手も新品とほとんど変わりません。
さらに、売却によって初期費用の一部を回収できたり、補助金制度をうまく活用したりすることで、レンタルとの費用差は想像以上に小さくなることも珍しくありません。
レンタルより中古購入が有利になるケース
具体的にどのような場合に、レンタルよりも中古複合機の購入が有利になるのでしょうか。以下のようなケースが考えられます。
- 2ヶ月~12ヶ月程度の利用で、月の印刷枚数が1,000枚を超える場合
- カラー印刷の割合が高く、レンタルのカウンター料金(印刷1枚あたりの料金)が割高になってしまう場合
- 利用終了後、社内の別部署で引き続き使う予定がある、または下取りに出してコストを回収したいと考えている場合
- スタートアップ企業や特定のプロジェクトのために設立された法人で、リースの審査が通りにくい場合
短期利用時の総コストを比較!レンタルと中古購入の試算

実際にどれくらいコストが変わるのか、A3カラー複合機を1年間利用するケースで試算してみましょう。
【レンタルの場合】
あるレンタル会社の標準プランでA3カラー複合機を1年間借りるとします。
- 本体レンタル費用:月額13,200円 × 12ヶ月 = 158,400円
- カウンター料金:年間2万枚印刷(モノクロ1枚6円、カラー1枚23円と仮定し、平均10円で計算)= 約200,000円
- 合計:約358,400円
【中古複合機購入の場合】
同等性能の中古複合機を140,000円(税抜)で購入し、月額3,000円の保守契約を結んだとします。
- 本体購入費用:140,000円
- 保守契約費用:月額3,000円 × 12ヶ月 = 36,000円
- 利用1年後に80,000円で下取りに出せたとすると…
- 実質コスト:140,000円 + 36,000円 – 80,000円 = 約96,000円
このケースでは、レンタルよりも中古複合機の方が年間で約26万円もお得になる計算です。カウンター料金の条件や機種によっては、さらに差が開くこともあります。
【シーン別】短期利用におすすめの中古複合機導入方法
短期利用と一口に言っても、その目的や環境は様々です。ここでは代表的なシーンごとにおすすめの導入方法と、その理由をご説明します。
▮工事現場・仮設オフィスでの利用

建設現場や仮設事務所では、6ヶ月から12ヶ月程度の期間限定で複合機が必要となることが一般的です。図面の印刷や帳票管理のためにA3サイズ対応機が必須ですが、屋外に近い環境やホコリっぽい場所での設置も考慮しなければなりません。
このようなケースでは、「中古複合機本体の購入+保守契約」に「防塵キット」を組み合わせるのが最適です。レンタルでは、搬入・搬出費用が意外と高額になったり、設置場所の環境によっては断られたりするケースもあります。現場の数が増えるほど、買い切りにして自社で管理する方が手間もコストも削減できるでしょう。
▮選挙事務所・イベント会場での利用

選挙期間中(2週間~8週間程度)や大型イベント(数日~1ヶ月程度)では、短期間に集中してカラー印刷物が必要になることがよくあります。
実は、レンタル業者はこうした短期間の特需を見越して、カウンター料金(特にカラー印刷)を高めに設定している傾向があります。そのため、短期間であっても印刷枚数が多いと、総費用が予想以上に膨らんでしまうことがあるので注意が必要です。
中古複合機を購入し、利用終了後に再販(リマーケティング)することで、費用を半分以下に抑えられたという事例も多数報告されています。
▮新規事業・期間限定プロジェクトでの利用

立ち上げたばかりの法人や、特定のプロジェクトのためだけに設けられた小規模なオフィスでは、資本金や実績の面でリース契約の審査が通りにくいこともしばしば。
そのような場合でも、**「比較的安価な中古複合機を購入し、月額の保守契約を結ぶ」**という方法なら、審査のハードルがなく、かつトータルコストも最小限に抑えることが可能です。
【具体例】レンタルと中古購入の費用を徹底比較!
実際の利用シーンを想定して、レンタルと中古購入の費用を比較してみましょう。
ケース1:1ヶ月利用(選挙事務所の例)
.png)
- レンタル:本体レンタル料25,000円+設置費用16,000円+カウンター料金(カラー5,000枚×23円/枚=115,000円)= 合計 約156,000円
- 中古購入:整備済みA4カラー複合機 59,000円+保守契約(買切前提で1ヶ月のみ)5,000円。終了後、30,000円で即時買取された場合 ⇒ 実質負担 約34,000円
ケース2:3ヶ月利用(イベント運営会社の例)
.png)
- レンタル:3ヶ月プラン 月額16,670円×3ヶ月+カラー印刷30,000枚(カウンター料金を仮に240,000円とする)= 合計 約290,000円
- 中古購入:ミドルクラスA3複合機 120,000円+保守契約(3ヶ月)24,000円。終了後、70,000円で売却できた場合 ⇒ 実質負担 約74,000円
ケース3:6ヶ月利用(建設現場の例)
.png)
- レンタル:月額13,333円×6ヶ月+モノクロ印刷20,000枚(カウンター料金を仮に121,000円とする※6.05円/枚)= 合計 約201,000円
- 中古購入:高耐久型A3モノクロ複合機 98,000円+保守契約(6ヶ月)18,000円。終了後、60,000円で売却できた場合 ⇒ 実質負担 約56,000円
これらの例が示す通り、利用期間が長くなるほど、中古複合機を購入する方が有利になる傾向があります。
中古複合機を短期利用する際に失敗しない選び方

せっかく中古複合機を選ぶなら、賢く、そして安心して使える一台を選びたいものです。短期利用特有のチェックポイントを押さえておきましょう。
1. カウンター枚数と耐久性のチェック
購入前には、その複合機の総印刷枚数(カウンター枚数)が、機種ごとの設計耐久枚数の30%以下であることを確認しましょう。また、メンテナンス履歴が明確な個体を選ぶことが重要です。これにより、短期間の利用であっても故障のリスクを大幅に減らすことができます。
2. 省エネ性能とコンパクト性も考慮
短期的な設置場所では、利用できる電源容量が限られていたり、設置スペースが十分でなかったりすることがよくあります。シャープのBPシリーズなどに搭載されている省電力モードや、スリムなボディのモデルは、こうした環境に適しています。電気代の差は、たとえ1ヶ月の利用でも体感できることがあります。
3. 保守契約の有無と対応エリアを確認
万が一のトラブルにも迅速に対応してもらえるよう、全国対応の保守網を持つ販売店を選ぶと安心です。特に仮設の拠点などでは、現場の立ち上げから撤去までワンストップでサポートしてくれる業者だと、手間もかからずスムーズです。
中古複合機の短期利用を成功させる3つのステップ

計画的に進めることで、中古複合機の短期利用はさらにコスト効率を高めることができます。
ステップ1:利用ニーズの分析と機種選定
まず、**「どのくらいの枚数を印刷するのか」「主に使う紙のサイズは何か(A4かA3か)」「カラー印刷はどれくらいの割合か」「どこに設置するのか」**といった具体的なニーズを洗い出しましょう。これに基づいて最適なスペックの機種を選ぶことが大切です。オーバースペックな機種は無駄なコスト増につながり、逆にスペック不足は業務の遅延を招きます。
ステップ2:コストシミュレーションの実施
レンタルと中古購入、それぞれのケースで総コストがいくらになるのか比較表を作成してみましょう。利用期間や予想される印刷枚数をいくつかパターンを変えて試算し、「どちらがお得になるか」の分岐点を明確にすると、社内での説明や稟議もスムーズに進めやすくなります。
ステップ3:導入後のサポートと早期売却・下取りプランの確認
短期利用の場合、導入と同時に**「利用終了後にどうするか」という出口戦略も考えておくことが非常に重要です。販売店が提供している「買い取り保証」や「下取りアップキャンペーン」**などを事前に確認し、活用することで、売却額の変動リスクを抑え、より計画的にコストを管理できます。
オフィスエコで短期利用に最適な中古複合機を選ぶ理由

私たちオフィスエコは、SHARPの中古複合機を専門に扱っており、短期利用をご検討のお客様にも最適なソリューションをご提供しています。
1. 全機種プロによる徹底整備とスピーディーな納品体制
当社の複合機は、SHARP製品を熟知した専門エンジニアが、主要な部品(ユニット)の分解清掃や交換(オーバーホール)を行い、厳しい稼働テストをクリアしたものだけをお届けしています。東京都内であれば最短営業日での設置も可能ですので、急なイベントや現場の立ち上げにも迅速に対応いたします。
2. “業界最安値級”でお届け
オフィスエコでは卸業者を通さず、直接買い付けを行うことにより中間マージンが発生せず、お客様へ激安で複合機を提供することが可能です。
3. 小規模事業者持続化補助金との併用で、さらにコストダウンの可能性も
中古複合機の購入費用は、「汎用性の高い機器」として小規模事業者持続化補助金の対象となる場合があります(2025年5月公募要領では補助率2/3、上限50万円)。採択されれば、さらなるコスト削減が期待できます。
短期利用だからこそ、中古複合機という選択肢を。
トータルコストの最小化はもちろん、撤去後の資産処分まで見据えた場合、中古複合機の購入は非常に賢い選択と言えるでしょう。
お客様の利用状況に最適な機種のご提案や、具体的なお見積りは、お気軽にお問い合わせください。
▼在庫確認・最適機種のご提案はこちらから▼
〈無料〉3分で完了!簡単メール問合せはこちら
https://www.office-eco.jp/contact/

短期利用を無駄なく、そしてスマートに。
オフィスエコが、お客様のビジネスをサポートします。ぜひ一度ご相談ください。