【工場担当者様へ】複合機の修理代、年間いくら払ってますか?生産ラインを止めない「最強の防塵対策」をプロが徹底解説
更新日:2025.06.19

「工場の複合機が、紙詰まりや印刷エラーで頻繁に止まってしまう…」
そのトラブル、実は工場内に舞う”粉塵”が原因かもしれません。
粉塵は精密機械である複合機にとって大敵であり、放置すれば高額な修理費用や、生産ライン停止による莫大な機会損失に繋がる恐れがあります。
この記事では、工場で複合機の防塵対策がいかに重要か、そして具体的な対策方法を徹底解説。
さらに、コストを抑えながら高いパフォーマンスを発揮する「中古SHARP複合機」と防塵対策を組み合わせた、最も賢い導入方法までご紹介します。
トラブルを未然に防ぎ、コスト削減と生産性向上を両立させたい工場のご担当者様は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
工場で複合機の防塵対策が欠かせない理由

なぜ、これほどまでに工場での防塵対策が重要視されるのでしょうか。
粉塵が引き起こす「故障リスク」と「品質低下リスク」の2つの側面から解説します。
見えない粉塵が機器を蝕む!故障の具体例
工場内には、金属の切削粉や樹脂片、紙の粉など、目に見えないほど小さな粉塵(直径0.1μm〜100μm)が常に浮遊しています。これらの粉塵が複合機内部に侵入すると、次のようなトラブルを引き起こします。
- 給紙ローラーへの付着: 紙滑りや重送(複数枚を一度に送る)エラーの原因に。
- 各種センサーへの付着: 紙詰まりや誤検知を頻発させます。
- レーザースキャナーの鏡への付着: 印刷物にスジや濃度ムラが発生します。
実際に、センサートラブルを放置した結果、生産ラインがストップし、1時間あたり数十万円もの機会損失に繋がったケースも報告されています。
また、本来3〜5年はもつはずの部品が、粉塵による摩耗で寿命が半分以下になることも。
複合機を長く安定して使う「設備保全」の観点からも、防塵対策は必須と言えるのです。
印刷品質の低下が招く、生産ライン停止のリスク
特に空気が乾燥する冬場は、静電気のせいで粉塵が印刷用紙やトナーに吸い寄せられやすくなります。これにより、文字や図面のフチがギザギザになる「粒状現象」が発生。
品質管理が厳しい医療機器や自動車部品の業界では、このわずかな印刷不良が原因で検査帳票がNGとなり、納期遅延に繋がった事例もあります。
仮に1日100枚の帳票を再印刷するだけで、トナー代と用紙代で月に数万円の追加コストが発生し、企業の利益を圧迫します。
【プロが選ぶ】工場向け複合機に求められる防塵仕様とは?

過酷な環境に耐えるためには、どのような複合機を選べば良いのでしょうか。
チェックすべきポイントは「防塵設計」と「国際規格」です。
国際規格「IP保護等級」とSHARPの防塵設計
複合機を選ぶ際は、まず電子基板などが露出していない密閉構造であるか、そして内部を冷却するファンのフィルター性能を確認するのが基本です。
さらに指標となるのが、防塵・防水性能を示す国際規格「IP(Ingress Protection)保護等級」です。例えば「IP54」規格の産業用プリンタは、粉塵の侵入を許さず、水しぶきにも耐えられるレベルで、食品工場や化学工場で広く採用されています。
SHARPのMX-M/MX-Cシリーズ上位機種は、こうした工場の過酷な環境を想定して設計されています。給紙経路に長寿命のダストフィルターを標準で装備し、内部の温度を一定に保ちながら微細な粉塵の侵入をブロックする設計は、多くの工場現場で高く評価されています。
失敗しないための防塵性能チェックポイント
機種選定の際には、カタログスペックだけではわからない以下の3点を確認しましょう。
- 吸気フィルターの交換しやすさ: フィルターは定期的な交換が必要です。現場が忙しい中でもメンテナンスを後回しにしないよう、ワンタッチで交換できるモデルがおすすめです。
- 排気口の位置: 排気口が壁際に近すぎると、排気が壁に当たって舞い上がり、近くの資材や製品にホコリを付着させる原因になります。設置場所のエアフローも考慮しましょう。
- 紙粉が溜まりにくい構造か: フィルターで防ぎきれない紙粉が、紙送りの中心部であるローラーに直接付着すると、紙詰まりが頻発します。SHARP製複合機の一部モデルでは、内部の空気の流れを最適化することで、フィルターが汚れてもローラー部への負荷を最小限に抑える工夫がされています。
現場で今日からできる!複合機の防塵対策3選

専用機を導入するだけでなく、今ある複合機を守るための対策も非常に有効です。
ここでは、すぐに取り組める3つの方法をご紹介します。
① 防塵ラック・プリンターボックスで物理的に保護

粉塵濃度が特に高い環境では、複合機を丸ごと「防塵ラック」や「プリンターボックス」に収納するのが最も効果的です。
例えば、サンワサプライ社の「MR-FAPRN」のようなアクリル窓付きの製品は、微細な粉塵の侵入を防ぎつつ、扉を開けずに操作パネルの確認ができます。
ラック内にファンを設置して内部の気圧を外部より高める(陽圧化)ことで、扉を開けた際の粉塵の逆流も防げます。
② 帯電防止カバーと静電気対策で粉塵の付着を防ぐ

複合機を使わない時間は、帯電防止加工がされたカバーを掛けるだけでも、静電気による粉塵の吸着を約60%もカットできます。
モノタロウなどで販売されているポリエステル製のカバーは、サイズ展開も豊富で安価に導入できます。
さらに、複合機の周りに導電マットを敷くなど、静電気対策(ESD対策)を徹底すれば、静電気が原因の基板故障リスクも低減できます。
③ エアーカーテンや空間除電器で環境そのものを改善

複合機周りの空間に浮遊する粉塵自体を減らすアプローチも有効です。
空間除電器(イオナイザー)は、静電気の発生を抑えて粉塵が壁や床に付着しにくくし、空気中に舞う量を減らします。
実際に、ある工場では組立ラインに空間除電システムを導入した結果、ホコリ関連のクレームがゼロになり、清掃作業も不要になったと報告されています。これは複合機だけでなく、製品の品質向上にも直接貢献します。
なぜ「中古のSHARP複合機」が工場におすすめなのか?

防塵対策の重要性はわかっても、新品の高機能モデルや専用対策には高いコストがかかります。
そこでおすすめしたいのが、「防塵対策を施した中古SHARP複合機」という選択肢です。
新品同様の性能を、圧倒的な低コストで実現
元々、SHARPの複合機は長期利用を前提とした高い耐久性を誇ります。
メンテナンス履歴が明確なリースアップ品を選べば、新品の7〜8割引という価格で導入可能です。
浮いた予算で高性能な防塵ラック(数万円〜)を組み合わせても、合計コストは新品を導入する場合の半額程度に収まることも多く、中小企業のキャッシュフロー改善に大きく貢献します。
オフィスエコならではの手厚いメンテナンス&保証

「中古はすぐ壊れそうで不安…」という方もご安心ください。
私たち「オフィスエコ」は、中古複合機のプロとして、お客様に安心してご利用いただくための万全な体制を整えています。
- 出荷前整備: 内部の徹底的なクリーニングと、各種フィルターの新品交換を実施。
- 無料の環境診断: 設置時に、最適な防塵対策をご提案します。
- 安心の標準保証: 納品後30日間もしくは、1000枚どちらか到達の早い方まで完全保証
- 業界最安値でお届け: 卸業者を通さず、直接買い付けを行うことにより中間マージンが発生せず、お客様へ激安で商品を提供することができます!
【機種選定ガイド】工場で人気の防塵に強い中古SHARP複合機3選

数ある機種の中から、特に工場環境での利用実績が豊富で人気の高いモデルを3つご紹介します。
- ミドルクラスカラー機「MX-2661シリーズ」
- 特徴: 毎分26枚の出力速度ながら、粉塵に強いダストフィルターを標準搭載。
- おすすめの工場: 樹脂粉が多い成形工場など、カラー品質を維持したい現場。
- モノクロ高速機「MX-M6570シリーズ」
- 特徴: 毎分65枚の高速印刷と5,500枚の大容量給紙。トナー交換時も粉塵が入りにくい密封カートリッジを採用。
- おすすめの工場: 日報や指示書など、大量のモノクロ印刷を行う自動車部品工場など。
- コンパクトモデル「MX-3631シリーズ」
- 特徴: 本体幅約61cmのスリム設計。オプションの活性炭フィルターで、気になる排気臭も低減可能。
- おすすめの工場: ライン間の狭いスペースに設置したい現場や、臭いに配慮が必要な食品工場。
導入までの簡単ステップ|お問合せ~アフターメンテナンスまで

お問い合わせから稼働開始まで、専門スタッフがワンストップでサポートします。
- ヒアリング&お見積り(無料)
使用枚数やご希望の機能をご提案。最適な複合機探しをお手伝いさせて頂きます。
↓ - 搬入設置
自社便または運送会社にて配送いたします。
↓ - アフターサポートと定期メンテナンス
稼働後はリモートで稼働状況を監視。万一の異常時には最短営業日でエンジニアが駆けつけます。定期清掃プランで、長期的な安定稼働を支えます。
まとめ:最適な防塵対策で、工場の生産性とコストを両立しよう

粉塵が原因の複合機トラブルは、適切な対策を行うことで確実に防げます。特に「耐久性の高い中古複合機」と「現場に合わせた防塵対策」の組み合わせは、コストパフォーマンスが最も高い選択肢です。
数万円の追加投資で導入できる防塵ラックやカバーが、年間数十万円にもなる機会損失や修理コストを削減してくれるなら、その投資対効果は計り知れません。
「生産ラインが止まる前に対策したい」
「今の対策だけでは、まだ不安が残る」
そうお考えの工場ご担当者様は、ぜひ一度オフィスエコの「無料現場診断」をご利用ください。
専門家の視点から貴社の環境を分析し、最適な機種と対策のお見積書をご提出します。
複合機トラブルゼロのクリーンな工場環境を、私たちと一緒に実現しましょう。
