【待って!】その複合機リース途中解約、大損します。違約金を払う前に知るべき唯一の対策
更新日:2025.06.23

オフィスに必須の複合機ですが、「リース契約を途中でやめたい…」と悩んでいませんか?
会社の状況変化やコスト削減のため解約を検討しても、リース契約の「途中解約は原則不可」という壁に突き当たることがほとんどです。
高額な違約金を請求され、かえって損をしてしまうケースも少なくありません。
この記事では、複合機リースの途中解約を考えているあなたのために、解約がなぜ難しいのかという根本的な理由から、解約にかかる費用、具体的な手続き、そして伴うリスクまで、専門家の視点で徹底的に解説します。
さらに、解約のリスクを回避し、コストを大幅に削減できる「中古複合機への切り替え」という賢い選択肢もご紹介します。
この記事を最後まで読めば、あなたの会社にとって最も損失の少ない、最適な次の一手が見つかるはずです。
目次
なぜ?複合機のリース契約が原則「途中解約できない」理由

複合機リースが途中でやめられない最大の理由は、契約の仕組みそのものにあります。
リース契約とは、ユーザー(あなた)に代わってリース会社が新品の複合機を購入し、それを契約期間中「貸し出す」サービスです。
リース会社は複合機の代金を立て替えているため、契約期間中のリース料でその代金と利益を全額回収することが大前提。
そのため、契約書には原則「中途解約不可」と明記されています。もし途中解約を認めると、リース会社が一方的に損をしてしまうからです。
これは月々家賃を払う「賃貸」とは異なり、途中でやめても残りの期間分の支払い義務が残る、金融取引に近い契約なのです。
リース会社の「損」を防ぐための契約ルール
リース契約は、「複合機の所有権はリース会社」にあり、「利用する権利はユーザー」にあるという構造です。リース会社は、ユーザーから分割でいただくリース料で、最初に支払った複合機の購入代金を回収するビジネスモデル。
したがって、途中解約はリース会社の計画を根本から崩すことになり、契約違反とみなされます。
これが、契約書に「解約不可」や「残債一括精算」といった条項が必ず含まれている理由です。
「入れ替え」や「名義変更」は解約ではない?
「新しい機種に入れ替えるなら解約できるのでは?」と考える方もいますが、実はこれも本当の意味での解約ではありません。
多くの場合、「新しいリース契約を組み直し、古い契約の残債を新しい契約に上乗せする」という処理がされます。
つまり、前の機種の未払い分が消えるわけではなく、新しい機種の月額料金に加算されるため、結果的に毎月の支払額が増えてしまいます。コスト削減を目指すなら、慎重に検討すべき選択肢です。
例外あり!リース途中解約が認められる3つのケース

原則解約不可のリース契約ですが、以下の3つのケースでは例外的に解約が認められることがあります。ただし、いずれの場合も「残りのリース料+違約金」などを一括で支払う必要があり、金銭的な負担がなくなるわけではありません。
① 会社の倒産・廃業
会社が倒産や清算手続きに入った場合、リース会社もこれ以上分割で回収するのは不可能と判断します。そのため、「期限の利益喪失(※)」として残りのリース料全額を一括で請求した後、契約終了に応じるのが一般的です。
※分割で支払う権利を失い、一括返済を求められること。
② 機器の入れ替え・スペック不足
「印刷スピードが遅すぎる」「必要な機能がない」など、業務内容と複合機の性能が合わなくなった場合、リース会社に相談すれば新しい機種への入れ替えを提案されることがあります。
これは実質的な解約と同じ形ですが、前述の通り、古い機種の残債が新しい契約に上乗せされ、総支払額が増える点に注意が必要です。
③ 重大な故障・修理不能
リースしている複合機に致命的な故障が頻発し、メーカーにも修理部品がなく修理不能と判断された場合、これはリース会社が「正常に使える機器を提供する」という義務を果たせていないことになります。
このようなケースでは、同等機種への無償交換や、契約解除に応じてもらえる可能性があります。
覚悟が必要!リース途中解約で発生する費用内訳

万が一、途中解約に合意できた場合、一体いくら請求されるのでしょうか?
主に以下の3つの費用が発生し、合計額は非常に高額になるため、事前にしっかり試算しておくことが重要です。
- 残リース料総額(月額リース料 × 残りの契約月数)
- 解約違約金・事務手数料(リース会社規定の料金)
- 搬出・運搬費用(複合機の撤去費用。設置階や重さで変動)
落とし穴①:リース料に含まれる「残価設定」
「月々の支払いが安い」と感じるリース契約には、「残価」という仕組みが隠れています。
これは契約終了時の複合機の価値をあらかじめ設定し、本体価格から差し引くことで月額を抑えるものです。しかし途中解約の場合、この割引分である「残価」も含めた金額を請求されるため、「残りの月額だけで計算していたら、想定よりずっと高額な請求が来た」という事態に陥りがちです。
落とし穴②:カウンター保守契約の追加精算
複合機とセットで契約する「カウンター保守契約」。ここにも注意が必要です。
契約時に「最低印刷枚数」が設定されている場合、解約月までの期間でその枚数に達していないと、不足分を精算して請求されることがあります。
特に印刷枚数が減っている企業にとっては、思わぬ追加費用となります。
リース途中解約の具体的な5ステップ(期間目安:1~2ヶ月)
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もし解約を決断した場合、以下の手順で進めることになります。スムーズに進めるためにも、全体の流れを把握しておきましょう。
- リース会社へ解約の意思を伝える
まずは書面で「解約したい」という意思を伝え、違約金がいくらになるか試算を依頼します。
ここで費用の全体像が見えるので、社内で検討するための重要な資料になります。 - 社内での承認・予算の確保
一括で支払う金額は数十万~数百万円になることも。
会社のキャッシュフローに与える影響を考え、資金計画を立てて社内の承認を得ます。 - 解約合意書への署名と支払い
リース会社から提示される「解約に関する合意書」に署名・捺印し、指定された期日までに違約金などを一括で支払います。期日を過ぎると延滞金が発生する場合があるので注意しましょう。 - 複合機の搬出とデータ消去
機器が引き上げられる前に、必ずHDD(ハードディスク)内のデータを完全に消去してもらいましょう。顧客情報などの機密情報を扱う場合、データ消去証明書を発行してもらうと、コンプライアンス面でも安心です。 - 次の複合機を手配する
オフィス業務を止めないために、撤去日までに新しい複合機を導入しておく必要があります。
ここで安易に別のリースを組むと、また同じ問題に悩まされるかもしれません。
中古複合機の購入やレンタルなど、他の選択肢も視野に入れて総コストを比較検討しましょう。
要注意!リース途中解約が招く5つの経営リスク

安易な途中解約は、お金の問題以外にも様々なリスクを引き起こします。
- 資金繰りの悪化:高額な違約金という突然の出費で、会社の運転資金が圧迫される。
- 業務の停滞:撤去と新しい機器の導入がスムーズにいかないと、印刷やスキャンができず業務が止まる。
- 情報漏えい:データ消去が不完全な場合、会社の機密情報や顧客情報が外部に流出する。
- コストの二重負担:入れ替えの場合、旧契約の残債と新契約のリース料を二重で払うことになる。
- 信用情報の悪化:リース契約の途中解約が、金融機関からの会社の評価を下げる可能性がある。
これらのリスクを根本から回避する最も効果的な方法は、「高品質な中古複合機を一括で購入し、月々の固定費そのものをなくす」ことです。
中古複合機ならリース解約リスクを”ゼロ”にできる理由

「でも、中古ってすぐ壊れそう…」そんな心配はもう不要です。
特に耐久性に定評のあるSHARP製の中古複合機は、初期費用を抑えつつ、安心して長く使えるため、賢い経営者の間で選ばれています。
コストを「負債」から「資産」へ
中古複合機の本体価格は新品の30~50%程度。
リース契約の総支払額と比べると、3~5年間の利用で40%以上ものコストを削減できます。
一度購入すれば会社の「資産」となり、リース残債に怯える日々から解放され、経営の自由度が格段に上がります。
オフィスエコなら「中古の不安」を解消します!
私たちオフィスエコは、ただ安いだけの中古品は扱いません。
リース契約が終わったばかりの良質なSHARP製複合機を厳選し、お客様に安心してご利用いただくための万全なサポート体制を整えています。
- 徹底した品質管理:専門技術者が100項目以上の整備・検査を実施。
- 安心の長期保証:業界最高クラスのカウンター保守や30日間の無償保証付き。
- 迅速な全国サポート:万が一のトラブルにも、全国の保守網が即日対応。
「中古は故障が心配」「保守対応が遅いのでは?」といった不安を、私たちオフィスエコがすべて解決します。
プロが選ぶ人気モデル例(安心の国内正規モデル)
- MX-2650FN/MX-2650FV:直感的なタッチパネルが人気。バランスの取れたA3カラー複合機。
- BP-70C36:最新世代モデルもリースアップ品ならお得に導入可能。
- MX-M356FV:高耐久性が魅力。製造業の図面出力などハードな利用に最適。
※すべて国内向けモデルのため、消耗品や部品の供給も万全です。
リース継続 vs 中古購入 コスト比較シミュレーション

実際にどれくらいコストが変わるのか、モデルケースで比較してみましょう。
導入形態 | 初期費用 | 5年間のランニングコスト | 5年間の総支払額 | 途中解約リスク | 資産になるか |
---|---|---|---|---|---|
リース契約(5年) | 0円 | 22,000円/月 | 132万円 | あり(高額な違約金) | × |
3年で途中解約 | 0円 | 支払い済79.2万円 + 残債等55.8万円 | 135万円 | – | × |
中古購入 | 38万円 | 6,600円/月(保守料) | 77.6万円 | なし | ○ |
※価格は一例です。機種や印刷枚数により変動します。
この表を見れば、途中解約のリスクがないだけでなく、総支払額においても中古購入が圧倒的に有利であることが一目瞭然です。
まとめ:リース途中解約で悩む前に、賢い選択を

最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 複合機リースは金融契約に近く、原則として途中解約はできない。
- 解約できても、残りのリース料+違約金の一括支払いが必要で非常に高額。
- 解約手続きは煩雑で、業務停滞や情報漏えいのリスクも伴う。
- 中古複合機を購入すれば、解約リスクはゼロになり、総コストも大幅に削減できる。
- オフィスエコのSHARP中古複合機なら、新品同様の品質と手厚い保守で安心して使える。
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まずは、あなたの会社の状況を私たちにお聞かせください。専門スタッフが現在の契約内容や印刷状況を分析し、最もコストパフォーマンスの高い中古SHARP複合機プランを無料でご提案します。

リース契約という”縛り”から解放され、経営の自由度を高める第一歩を、今日踏み出しましょう。