知らないと損!複合機DX化で大幅コスト削減&業務効率アップ。中古SHARP複合機 活用の秘訣
更新日:2025.06.03

現代のビジネスにおいて、デジタルトランスフォーメーション(DX)は企業成長の鍵を握る重要なテーマです。
「何から始めればいいかわからない…」そんなお悩みをお持ちなら、まずは身近な「複合機」のDX化から始めてみませんか?
この記事では、複合機のDX化がもたらすメリットや具体的な方法、そしてコストを抑えながらDXを推進できる「中古SHARP複合機」の魅力について、わかりやすく解説します。
目次
複合機DX化とは?
「DXってよく聞くけど、複合機とどう関係があるの?」まずは基本から見ていきましょう。
DXの定義と複合機が果たす役割

デジタルトランスフォーメーション(DX)とは、簡単に言うと「IT技術を活用して、仕事のやり方やビジネスモデルを根本から変革し、お客様への提供価値や市場での競争力を高める取り組み」のことです。
最新の複合機は、単にコピーや印刷をするだけの機械ではありません。
- クラウド連携: スキャンデータを直接クラウドストレージに保存・共有
- OCR機能: 紙の書類を文字認識し、編集可能なデジタルデータに変換
- ワークフロー自動化: 定型的な業務プロセスを自動化
これらの機能を備えた複合機は、紙の書類とデジタルデータをつなぐ「ハブ」のような存在。
社内外のさまざまな情報の入り口としての役割を担い、DX推進の“最初の一歩”として非常に有効です。
紙ベースの業務をデジタル化するだけでなく、スキャンする際に文書の種類や日付といった関連情報(メタデータ)を自動で付与し、他の社内システムとAPI連携(システム同士を繋ぐ仕組み)させることで、社内の情報システム全体をスムーズに結びつけることができる点が、複合機によるDX化の大きな価値と言えるでしょう。
なぜ今DX対応が重要なのか?

企業を取り巻く環境は、今まさに大きな変化の時を迎えています。
- テレワークの定着: コロナ禍をきっかけに、場所を選ばない働き方が広がりました。
- 2025年の崖: 老朽化した既存システム(レガシーシステム)の刷新が急務となっています。
- コスト圧力の高まり: 電気代をはじめとする物価上昇が、企業経営に影響を与えています。
このような変化に対応するため、DXは避けて通れない課題です。
DXに対応した複合機を導入すれば、
- モバイル印刷: スマートフォンやタブレットからどこでも印刷
- クラウドストレージ活用: いつでもどこでも情報共有
- 省エネ設計: 消費電力を抑え、環境負荷も低減
といったメリットを同時に実現できます。
これは、万が一の際の事業継続計画(BCP)や、環境への配慮を示すサステナビリティ報告の観点からも、非常に投資効果が高いと評価されています。
特に、紙の書類を探したり保管したりするコストは、目には見えにくいものの、実は大きな固定費となっています。これらを電子化することで、年間数百時間もの作業時間を削減できる可能性も秘めているのです。
DX化がもたらす具体的メリット

複合機をDX化することで、具体的にどのような良いことがあるのでしょうか?4つの大きなメリットをご紹介します。
ペーパーレスと業務効率化
スキャン時に自動でOCR処理(文字認識)を行い、全文検索が可能なPDFファイルとしてクラウドストレージへ直接保存。
これにより、「あの書類どこだっけ?」と紙の書類を探し回る時間や、キャビネットの設置スペースを大幅に削減できます。
ある調査(富士フイルム調べ)では、「書類検索時間を最大88%短縮」という結果も出ており、実際に年間作業時間を約300時間も削減できたという事例も報告されています。
モバイルワーク・テレワーク対応
スマートフォンやタブレットの専用アプリを使えば、社外からでも印刷指示を出したり、承認作業を行ったりすることが可能です。
例えば、営業担当者が出先で契約書を印刷し、わざわざ会社に戻ることなくお客様へ提出する、といったスピーディーな業務が実現します。
クラウドに保存されたスキャンデータは、特別なネットワーク設定(VPNなど)なしで閲覧できるため、テレワーク中の社員との情報共有もスムーズに行えます。
セキュリティとBCP強化
ICカード認証や暗証番号(PIN)入力による印刷で、機密文書が印刷されたまま放置されるといった情報漏洩リスクを防ぎます。
また、誰がいつ何をしたかの操作記録(ジョブログ)をクラウドに保管することで、証拠管理を徹底し、監査への対応も容易になります。
さらに、災害時などで複合機本体が万が一水濡れなどの被害に遭っても、データはクラウド側にバックアップされているため、業務データを安全に復旧でき、事業を継続できる可能性が高まります(BCP強化)。
コスト削減と環境負荷低減
最新の複合機は、ウォームアップ時間の短縮や省電力コントローラーの搭載により、従来機種と比較して最大60%もの消費電力削減を実現しています。
さらに、印刷量をモニタリングし、それに基づいて印刷枚数を制限するルールを設定すれば、用紙やトナーの消費をさらに抑えることができ、環境に配慮したサステナブルな経営を後押しします。
DX機能を備えた主要機種(国内)
ここでは、DX機能に優れた代表的な複合機シリーズをご紹介します。
SHARP BPシリーズ(2023年~)

SHARPのBPシリーズは、「Sharp OSA®(Open Systems Architecture)」というアプリケーションプラットフォームを搭載しています。これにより、ワンクリックでDropbox、Box、Google Driveといった主要なクラウドストレージサービスと連携し、スキャンと同時に指定したフォルダへ自動で振り分けることが可能です。
- BP-70C/70M: 高速印刷(毎分80枚)と標準OCR機能を備え、大量処理にも対応。
- BP-50C/50M: 毎分60枚の印刷速度で、中小企業のニーズに最適なモデルです。
富士フイルム Apeos・RICOH IM C 他社比較

- 富士フイルム Apeos Cシリーズ: 独自のクラウドサービス「Working Folder」との連携が非常にスムーズで、ほぼ自動(ゼロタッチ)でワークフローを連携できます。
- RICOH IM Cシリーズ: WebAPI(システム連携のための仕組み)が豊富に用意されており、外部システムとの統合がしやすいのが特徴です。
一方、SHARP製複合機は、カスタマイズの柔軟性と本体価格のバランスが良いというメリットがあります。特に中古市場においては流通量が多いため、導入コストを抑えやすいという大きなアドバンテージがあります。
中古複合機でDX化する際のチェックポイント

「DX化はしたいけど、新品はコストが…」そんな時は、中古複合機も賢い選択肢です。
ただし、いくつか注意点があります。
DX対応機能の有無を見極める方法
中古市場には、クラウド連携などのDX機能に対応していない旧型の機種も混在しています。
購入前には、以下の3点を必ず確認しましょう。
- Sharp OSA 5.0以上に対応しているか
- 標準でOCR機能が搭載されているか
- 無線LAN/NFC(近距離無線通信)機能が搭載されているか
機種の仕様書が手元にない場合は、販売店に複合機本体のソフトウェアのバージョン(ファームウェアバージョン)や、オプション機能の装着状況を問い合わせることが重要です。
新品 vs 中古の総コスト比較
新品をリースする場合と、中古品を購入する場合のコストを比較してみましょう。(一例)
- 新品リースの場合:
月額リース料 30,000円 × 60ヶ月(5年)= 180万円 + カウンター料金(印刷枚数に応じた費用) - 中古購入の場合:
状態の良いBP-50C相当品 55万円 + 5年間の保守費用 25万円 = 合計80万円
この例では、中古複合機なら初期投資を約1/3に、5年間の総コストを100万円以上も抑えられる計算になります。
この浮いた資金を、クラウド型の業務アプリケーション導入などに充てることで、DX化の効果をさらに高めることができます。
SHARP中古複合機が選ばれる理由

数ある中古複合機の中でも、なぜSHARP製品が選ばれるのでしょうか?その理由をご紹介します。
アプリケーションエコシステムと拡張性
SHARP独自の「Sharp OSA®」プラットフォームには、帳票のOCR処理、名刺管理、電子契約システム連携など、国内のソフトウェアベンダーから50種類以上の業務効率化アプリケーションが提供されています。
つまり、導入後に「こんな機能も欲しかった」となっても、必要な機能を追加しやすいのが大きなメリットです。
中古機であっても、本体の基本ソフトウェア(BIOS)をアップデートすることで最新のアプリケーションに対応できる場合があり、将来の業務内容の変化にも柔軟に対応できます。
ランニングコストと保守網
A3カラー複合機の主要な消耗品であるトナーカートリッジは、リサイクル品が豊富に流通しており、純正品と比較して40~60%程度の価格で調達可能です。これにより、日々の運用コストを抑えることができます。
また、SHARPの認定サービスパートナーは全国に約150拠点あり、万が一の故障時にも迅速な対応が期待できます。
地方の拠点であっても、翌営業日以内の訪問保守を受けられる場合が多く、業務のダウンタイムを最小限に抑えることができます。
DX化導入を成功させる社内体制づくり

高性能なDX対応複合機を導入しても、それだけでは十分な効果は得られません。
社内での活用体制を整えることが成功の鍵となります。
社員教育とワークフロー設計
複合機を単なる「コピーを取る機械」として使い続けていては、DXの効果は限定的です。
導入初期に、
- スキャンデータのファイル名の付け方(命名規則)
- データの保存先フォルダの構成
などをきちんと決定し、操作マニュアルや動画チュートリアルを用意して、全社員に使い方を周知しましょう。
さらに、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション:定型業務の自動化ツール)や電子承認システムなどと連携させた業務フローを同時に設計することで、部門間の無駄なやり取りや手戻りを防ぎ、より大きな業務改善効果が期待できます。
補助金・助成金活用のポイント

DX化の推進には、国や自治体の補助金・助成金を活用できる場合があります。
IT導入補助金・ものづくり補助金の活用例
例えば、「IT導入補助金 2025」(※内容は年度により変更の可能性があります)では、クラウドサービス契約と複合機をセットで導入する場合、対象経費の2/3、最大150万円程度の補助を受けられる可能性があります。
また、お住まいの自治体が独自に実施しているDX推進関連の補助金と組み合わせることで、実質的な負担をさらに軽減できることもあります。
これらの補助金を申請する際には、「DX化によってどのように業務が改善されるのか」を具体的に示した「業務改善計画書」の提出が必須となるケースが一般的です。
計画書の作成には専門的な知識も必要となるため、複合機の販売店などと連携し、早めに準備を進めることをおすすめします。
オフィスエコでDX対応中古SHARP複合機を導入する流れ

私たちオフィスエコでは、お客様のDX化をスムーズに実現するため、以下のような流れでサポートいたします。
- Step 1:無料診断とお見積もり
Webフォームに業種や月間のおおよその印刷枚数などを入力いただくだけで、最短営業日で最適な機種と導入費用のお見積もりをメールでお送りします。 - Step 2:ヒアリングと最適なプランのご提案
専門スタッフがお電話にて、お客様のDX化に関するご要望や課題を詳しくヒアリング。クラウド連携の設定などを含め、お客様にぴったりのプランをワンストップでご提案します。 - Step 3:スピーディーな納品・設置
ご発注後、7~14営業日程度で複合機を納品・設置いたします。初回起動時には、ユーザーごとの権限設定やOCR機能のプロファイル設定なども行い、すぐに使える状態にします。 - Step 4:安心の運用サポート
納品後に会員登録をすると、遠隔モニタリングや定期点検により、複合機の稼働率を維持できるようサポートします。DXに関するご相談窓口も常時開設しており、運用開始後のお悩みにも対応します。
まとめ:中古SHARP複合機でDXを加速しよう

DX化は、もはや一過性のブームではありません。
将来にわたり企業の競争力を高め、変化に強い経営基盤を築くために不可欠な取り組みです。
「DXは難しそう…」「コストがかかるのでは…」と躊躇されているなら、まずは身近な複合機のDX化から始めてみませんか?
中古のDX対応モデルを選べば、初期コストを大幅に抑えつつ、クラウド連携、モバイル印刷、省エネ運用といったDXのメリットをすぐに享受できます。
オフィスエコなら、豊富な在庫と全国をカバーするサポート体制で、お客様の「すぐ導入したい」「すぐに活用したい」というご要望にお応えします。
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